民事調停は一般的な問題を解決

簡易裁判所などで行われる民事裁判というのは、日常生活でのトラブルを解決するのが基本です。たとえば、貸したお金を返済してもらえないといった金銭トラブルの場合、返済してもらえないので警察に逮捕してもらうということは基本的に出来ません。警察は民事不介入が原則だからです。もちろん、始めから返すつもりがないのにお金を借りて返さないという場合は詐欺に問われる場合があり、そういったケースでは刑事裁判で争われることになりますが、貸金業者がお金を滞納している客を訴えるという場合は民事裁判で争われます。しかし、場合によっては裁判ではなく民事調停で話し合いたいというケースもあります。民事調停は裁判のように公開されないので、プライバシーが守られるからです。
では、調停とはどのようなものかというと、調停委員と呼ばれる人が間に入る形で原告と被告による話し合いが行われます。たとえば、貸金業者に訴えられた人が、収入が少ないので一括では返済出来ないと言ったら、調停委員は原告である貸金業者、あるいはその代理人に、一括では返済出来ないと言っているから、分割払いを認めてあげたらどうかということを進言するわけです。それで、原告が了承すれば和解が成立したことになり、調停は終了です。

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